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フレコンバッグ 2026.09.22
フレコンバッグ(フレコンバック)とは? よくある疑問をQ&Aで解説

フレコンバッグ(フレコンバック)は、土・砂利・米・肥料・廃棄物などをまとめて入れ、吊り上げて運ぶための大型の袋です。このページでは、はじめてフレコンバッグを扱う方からよくいただく疑問に、Q&A形式でお答えします。

まず要点だけ

  • 正式名称:フレキシブルコンテナバッグ。トン袋・トンパック・コンテナバッグなどとも呼ばれますが、同じものです。
  • 大きさ:代表的なのは容量1000L(1立方メートル)前後の丸型。当店の1000Lタイプは直径1100mm×高さ1100mmが中心です。
  • 素材:本体はポリプロピレン(PP)を織った生地。
  • 数え方:1枚、2枚と数えます。当店は10枚1梱包が基本です。
  • 選び方:「何を・どれだけ入れるか」「どう出すか」「どこに置くか」の順に決めると迷いません。

フレコンバッグとは・呼び名

フレコンバッグとは何ですか?

粉や粒、かたまり状のものを大量に入れて、運んだり保管したりするための大型の袋です。

正式には「フレキシブルコンテナバッグ(Flexible Container Bag)」といい、「柔らかい(折りたためる)コンテナ」という意味です。上部に付いた吊りベルトをクレーンやフォークリフト、バックホウのフックに掛けて吊り上げます。

空のときは折りたたんで小さくしまえるので、鉄やプラスチックのコンテナより場所を取りません。農業(米・芋・肥料・飼料)、建設・土木(土砂・砂利)、廃棄物処理、製造業(原料・粉体)など、幅広い現場で使われています。

トン袋・トンパック・トンバッグ・コンテナバッグとの違いは?

どれも同じものを指す呼び名です。業界や地域、会社によって呼び方が違うだけです。

呼び名補足
フレコンバッグ/フレコンバック最も一般的な呼び名
フレキシブルコンテナバッグ正式名称
トン袋・トンパック・トンバッグ通称
コンテナバッグ・クロスコンテナ通称
トランスバック通称
大型土のう・ジャンボ土のう土砂を詰めて土のうとして使うときの呼び名
FIBC・Bulk Bag・Big Bag・Jumbo Bag・Ton Bag英語での呼び名(FIBC=Flexible Intermediate Bulk Container)

※「耐候性大型土のう」は、屋外に長期間置くことを前提に作られた別の製品です。フレコンバッグを大型土のうとして使う場合でも、長期間の屋外設置には向きません(屋外に置いても大丈夫?)。

「フレコンバッグ」と「フレコンバック」、どちらが正しい?

英語の bag(袋)が元なので「フレコンバッグ」が本来の表記です。

ただし、現場や商品名では「フレコンバック」も広く使われていて、どちらでも同じものとして通じます。当店では「フレコンバッグ」と表記しています。

フレコンバッグの数え方(単位)は?

「1枚、2枚」と数えます。

袋なので「枚」で数えるのが一般的です。当店では梱包単位で販売しており、10枚で1梱包が基本です(一部の商品は5枚で1梱包)。

大きさ・入る重さ

フレコンバッグのサイズや容量はどれくらいですか?

代表的なのは容量1000L(1立方メートル)前後で、丸型なら直径1100mm×高さ1100mmのサイズです。

当店のフレコンバッグは、容量170Lほどの小型から3000Lほどの大型までそろっています。よく使われるサイズの目安は次のとおりです。

容量の目安当店の主なサイズ向いている使い方
500〜700L丸型 直径900mm×高さ800mm、直径1000mm×高さ750mm など肥料・石灰など重めのもの/少量ずつ扱いたい
1000L前後丸型 直径1100mm×高さ1100mm(最も種類が多い)土・肥料・廃棄物・米など、幅広い用途の標準
1300L前後丸型 直径1100mm×高さ1400mm、直径1200mm×高さ1200mm、角型 1020mm×1020mm×高さ1240mm など米1000kg用など、軽めのものを多く入れたい

容量は、袋いっぱいに入れたときのおおよその目安です。実際には中身の重さで胴が少しふくらみ、高さは縫製寸法より低くなります。全商品の寸法はフレコンバッグ一覧表で見比べられます。

フレコンバッグには何kgまで入れられますか?

入る重さは「容量×中身の比重」で決まります。同じ1000Lの袋でも、中身によって重さは大きく変わります。

中身の重さ(kg)= 容量(L)× 中身の比重
中身1000Lタイプに満杯まで入れた場合
比重1(水)のもの約1000kg
米約770kg(1300L前後のタイプで約1000kg)
土砂・砂利・砕石など比重が1より大きいため、1000kgを超えます

土砂や砂利のように重いものは、容量いっぱいまで入れず、量を減らして使うのが基本です。反対に、もみ殻・木くず・ペットボトルのように軽くかさばるものは、大きな容量の袋のほうが効率よく運べます。

袋の作り(生地・吊りベルト・縫製)によって扱える重さは異なります。入れるものと量が決まっている場合は、お問い合わせいただければ合う商品をご案内します。

素材・各部の名前・種類

フレコンバッグの素材(材質)は何ですか?

本体はポリプロピレン(PP)の糸を織った生地です。投入口・排出口の筒の部分には、柔らかいポリエチレン(PE)が多く使われます。

ポリプロピレンを薄く平らな糸(フラットヤーン)にし、筒状に織り上げて本体を作ります。軽くて強く、折りたためるのが特長です。当店の現行品では、本体はすべてPP、投入口・排出口はほとんどがPE、吊りベルトはPPです。

水はある程度はじきますが、織った生地のため完全な防水ではありません。湿気や水分を防ぎたいときは、内袋やラミネート加工を組み合わせます。

フレコンバッグの各部の名前を教えてください

上から「投入口」「吊りベルト」「本体(胴)」「排出口」と呼びます。

フレコンバッグ(001・丸型1000L)の図面。上から投入口、吊りベルト、伝票入れ、本体(胴)、排出口。本体は直径1100mm・高さ1100mm、排出口は直径550mm
当店の001(丸型・1000L)の例。寸法の単位は mm で、1100は本体の直径と高さ、550は排出口の直径です(商品によって付いていない部分があります)
部位役割
投入口中身を入れる口。上面が大きく開き、付属のひもで束ねてしばって閉じます。
吊りベルトクレーンやフォークのフックに掛けるベルト。2本の商品が一般的です。
本体(胴)中身を包む部分。筒状に織った生地でできています。
排出口底から中身を出す口。付いていない商品もあります。
伝票入れ中身や出荷先を書いた紙を入れるポケット。

丸型と角型の違いは?

丸型は種類が多く標準的な形、角型はすき間なく並べて積めるのが特長です。

丸型は円筒形で、最も一般的な形です。角型は底面が四角い角柱形で、パレットやトラックの荷台、倉庫にすき間なく並べられます。倉庫で数多く並べて保管する場合は角型が便利です。

排出口の「全開・半開・なし」の違いは?

中身を「底から出すか」「どう出すか」で選びます。

排出口つくり向いている使い方
なし底が閉じたまま廃棄物の回収・保管、そのまま処分する/袋をひっくり返して出す
半開底に筒状の口が付く口を絞って出す量を調整したい。米・穀物・粉体など
全開底面全体が開くかたまりや湿ったものを一気に出したい

「排出口あり」と書かれている場合は、半開か全開のどちらかです。投入口にも「全開(上面が大きく開く)」と「半開(筒状の口)」があり、筒状の投入口は中身がこぼれにくく、ほこりや雨が入りにくいのが特長です。

バージン材と再生材の違いは?

バージン材は新品の原料だけ、再生材はリサイクル原料を配合した生地です。

再生材の商品は、価格を抑えたい用途(廃棄物の回収・運搬、短期間の使用など)に向いています。当店の再生材商品は、再生原料の配合率が30%と50%の2種類です。米・食品を入れる場合や、品質を重視する用途には、バージン材の商品をお選びください。

内袋やラミネート加工は必要ですか?

細かい粉・湿気をきらうもの・水分を含むものを入れるなら、どちらかを検討してください。

内袋はフレコンバッグの内側にセットするポリエチレンの袋です。粉の漏れや湿気を防ぎ、本体の汚れも抑えられます。外ラミネート加工は本体の外側にフィルムを貼り合わせたもので、粉の漏れや湿気を抑えます。砂利や土、廃棄物のように粒が大きく乾いたものなら、通常は不要です。

使い方・保管・処分

どんなものを入れられますか?

粉・粒・かたまり状のものなら、ほとんど入れられます。

分野主な中身
農業米・玄米・麦、じゃがいも・さつまいも、飼料、肥料・堆肥、もみ殻
建設・土木土砂・黒土・砂利、土のうとして
廃棄物・リサイクル産業廃棄物、鉄くず・アルミスクラップ・切りくず
製造業化学品・石化原料・工業薬品などの原料

液体そのものは入れられません。水分の多いものは、内袋を使うか、水が抜ける「水切り」タイプを選びます。

フレコンバッグを屋外に置いても大丈夫ですか?

長期間の屋外保管はおすすめしません。空の袋も中身を入れた袋も、日の当たらない屋内に置いてください。

フレコンバッグの生地は、日光(紫外線)を浴び続けると少しずつ弱くなります。見た目に大きな変化がなくても、吊り上げたときにベルトの付け根や生地が破れるおそれがあります。やむを得ず屋外に置く場合は、シートをかぶせて日光を避け、できるだけ短い期間で使い切ってください。

※長期間の屋外設置を前提とした「耐候性大型土のう」は、フレコンバッグとは別の製品です。

フレコンバッグは繰り返し使えますか?

一般的なフレコンバッグは、1回の使用を前提にした「ワンウェイ」タイプです。

繰り返し使う前提で作られた「ランニング」タイプもありますが、生地やベルトの作りが異なり、受注生産になります。ワンウェイタイプを使い回すと、見えない傷みから吊り上げ中に破れるおそれがあります。重いものを吊る用途では、新しい袋のご使用をおすすめします。

吊り上げるときの注意点は?

吊りベルトはすべてフックに掛け、吊り上げた袋の下には絶対に入らないでください。

  • ベルトを1本だけ・片側だけに掛けて吊らない(片吊りは破れの原因になります)
  • 袋を引きずらない。フォークの爪などで生地を傷つけない
  • 急に吊り上げたり、揺らしたりしない
  • 重いものは容量いっぱいまで入れない(何kgまで入れられる?)

使い終わったフレコンバッグはどう処分しますか?

事業で使ったものは産業廃棄物(廃プラスチック類)として、許可を持つ処理業者に依頼するのが一般的です。

中身が付着している場合は、その中身によって扱いが変わることがあります。

選び方・購入

種類が多くて、どれを選べばよいかわかりません

次の3つを順に決めると、候補がしぼれます。

  1. 何を・どれだけ入れるか → 容量を決める。重いものは小さめ、軽くかさばるものは大きめ(入る重さの考え方)
  2. どう出すか → 排出口を決める。底から出さないなら「なし」、量を調整するなら「半開」、一気に出すなら「全開」
  3. どこに置くか・どう積むか → 形を決める。すき間なく並べたいなら角型、それ以外は丸型

米・粉体・ドラム缶用など、中身が決まっている場合はそこから探すのが近道です。

米や食品を入れても大丈夫ですか?

食品衛生法に適合した材質の商品をお選びください。

当店では、米・玄米・麦向けのサイズをそろえた商品や、食品衛生法に適合した材質の商品を扱っています。適合の有無は各商品ページに記載しています。再生材の商品は、食品には使わないでください。

何枚から買えますか?注文してからいつ届きますか?

1梱包(10枚)からご購入いただけます。在庫のある商品は1〜2営業日で出荷します。

一部の商品は5枚で1梱包です。法人のお客様は、見積書・請求書の発行にも対応しています。掛け払いをご希望の場合はサンワウェブBizをご利用ください。

欲しいサイズや仕様が見つかりません

サイズ・形・投入口や排出口の仕様・色などを指定したオーダーメイドも承っています。

既製品で合うものが見つからない場合も、まずは入れるもの・量・使い方をお知らせください。既製品で代わりになるものがあれば、あわせてご提案します。

どれを選べばよいか迷ったら、お気軽にご相談ください。
入れるもの・量・出し方を教えていただければ、合うフレコンバッグをご案内します。

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