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ブルーシート 2022.04.14
ブルーシートの選び方

ブルーシートってどういうもの?

ブルーシートはポリエチレン(合成樹脂)で出来たシートです。
一般的に青色が主流であるため、ブルーシートと呼ばれています。

防水、ホコリ飛散防止、汚れ防止カバーとして工事現場で使われていたブルーシートですが
安価で幅広く使用できることから、ここ最近では一般用、防災用にも普及しています。

ブルーシートは厚みに種類があり、サイズも豊富に販売されています。
用途によって一番合ったブルーシートを選び、失敗しないためにはどうすればよいのかを、ここで紹介します。

用途別の選び方

ブルーシートは厚いものほど丈夫で、耐久性に優れています。
雨、風をよけたい、長期的に屋外で使いたい、工事現場で使用する場合は厚手のものが必要です。
しかし、実際に使ってみると大変重く、大きくなればなるほど重労働になります。
目隠しに使用したい、一時的な日よけに使いたい、レジャーシートや掃除の時に使用するだけであれば
薄手のものが良いでしょう。持ち運びに便利で、軽いので作業をしても疲れません。

緊急で使いたい場合には

緊急用でブルーシートを使う場合には、すぐ広げられることが重要です。
通常タイプとは別に、軽量タイプを備蓄しておくのが良いでしょう。

端にある丸い穴(ハトメ)の使い道は?

ブルーシートについている穴は、一定の間隔で開いています。
この穴にはロープを通し、ブルーシートを固定するために使います。
穴の周りは、アルミなどになっています。

最近はこの穴がプラスチック製、つまりシートと同じ素材を使用して作られているものもあります。
ロープを強く引っ張った時に、裂け目や湾曲を軽減するほか、腐食や色うつりを防止します。
また、室内で使用したときに床を傷つけにくくなります。

青色以外はある?

青色が工事現場のようで、嫌がられる人がいます。そのため最近では、シルバーのシートも作られています。

ブルーシートの用途

工事現場

ブルーシートは工事現場で一番よく使われています。
工事に出るホコリを、周りに飛散させないためのカバーとして使う他、雨水から資材などを守る防水カバーとしても使用します。
さらに屋根の雨よけや、汚れ防止としても使います。

また、ハトメを利用してトラックの荷台をカバーするのにも使えるでしょう。

災害用

災害時に役立つのがブルーシートです。防水製ですから、雨・風やホコリから家を守るだけでなく
目隠しにもなります。屋根に穴が開いた時にかぶせて雨漏りを防ぎます。
冬場では防寒にもなりますし、簡易テントも設営することができます。

アウトドア用

最近では、一般家庭用にレジャーシートとしても使われています。
業務用に比べて軽く、薄手のものが多いです。これは運びやすさを重視して作られているためです。
値段も比較的、安いのが特徴です。

また、キャンプで使用するテントは荷物を軽くするために、軽量のものが多いです。
ところが、軽量のテントは生地が薄く、強度が低くなっています。
とくに床面は石などで傷つきやすく、ちょっとした衝撃ですぐ破れてしまいます。

そこで地面にブルーシートを敷き、その上にテントを作るのです。
ブルーシートは安価なので、使い捨て感覚で、テントを保護できます。
これはアウトドアショップの販売員も薦めている方法です。

また、悪天候のキャンプにも必要不可欠です。
屋根にもなり、雨で荷物が濡れるのを防ぎますし、ハトメを利用して簡易テントにもなります。

室内

家の中、たとえば電気や壁を掃除するときには、どうしても床に汚れが落ちてしまいます。
そこで掃除をするときにブルーシートを部屋の床にかぶせる使い方があります。
水もはじくので、床や物を汚さず、大変便利です。

部屋の中で家具を組立てる時に、フローリングが傷ついてしまうことがあります。
あらかじめブルーシートを敷いて作業を行えば、床を傷つけません。

室内で使う場合は、ハトメがプラスチックになっているブルーシートがオススメです。

屋外

外で洗車をする際には、炎天下のもとで行わなければなりません。
そこでブルーシートを軒先から吊るして、日陰をつくるために使うこともできます。
日よけに使う場合は軽量のものが良いでしょう。作業が疲れません。

自転車カバーは、安価のものは何度もかぶせたり、外したりしているうちに破れてきます。
そこでブルーシートを使う人が増えています。
防水性で雨からサビを守るだけでなく、とくにバイクには砂やホコリ除けとして、カバーに使えます。

また屋外や、庭を物置きに使っている場合も、同様にカバーとして役立つでしょう。

また、ベランダでビニールプールで子供を遊ばせるときも、プールの下に敷いたりします。

注意点

  • 大きいブルーシートは乾かしたり、汚れを落とす作業が大変になる。
  • 熱に弱く、燃えやすいので火気には注意が必要。
  • 100円均一のものは、ペラペラで使いづらい。防水効果も薄い。
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