フレコンバッグ
2026.08.29
フレコンバッグの歴史 — 60年使われ続けるロングセラー
フレコンバッグは、今から60年以上前から使われているロングセラー商品です。歴史をたどると、フレコンバッグの使い方のヒントも見えてきます。
最初のフレコンバッグは1950〜60年代に
最初のフレコンバッグが作られたのは、1950年代から1960年代といわれています。当時もいろいろな輸送方法がありましたが、より柔軟で、輸送形態をいろいろ変えられる容器として開発されました。
当時のフレコンバッグは塩化ビニルで作られており、最初に作ったのは日本・アメリカ・ヨーロッパのいずれかといわれていますが、はっきりとは分かっていないようです。
ポリプロピレン製の登場で一気に普及
近年よく見かけるベージュのフレコンバッグは、1960年代後半から1970年代初め頃に、PP(ポリプロピレン)で生地を作る技術が開発されて広く知られるようになりました。最初は主にセメント輸送に使用されていましたが、生産技術力が上がり、上質でありながら低価格ということで、だんだんと流通するようになりました。今では、ありとあらゆる業種・産業で使用されています。
生産拠点は中国から東南アジアへ
フレコンバッグは、その名前の通り「融通の効くバッグ」として世界中で使用されています。主な海外生産国は今のところ中国ですが、近年は人件費の高騰や円安の影響を受けて、徐々に東南アジア諸国に生産拠点を移す企業も増えてきています。技術的にはまだ及ばないところもありますが、いずれは主力の生産拠点として、東南アジアへの期待が大きいことは確かです。
今の値段を維持しようと、各国のメーカーがさまざまな努力と工夫を続けているのが、フレコンバッグの現在地です。
