オリジナルのフレコンバッグを作るとき、「特殊な入り目(充填量)にすること」自体は問題ありませんが、「その入り目を本体に印刷すること」は、先々無駄になることがあります。実体験をもとにお話しします。
実例 — 750kgの入り目印刷のご相談
オリジナルフレコンバッグのご相談で、「通常は500kgや1tが多いところ、どうしても750kg入れるものを作りたい。あわせて750kgという入り目の印刷も入れたい」というご要望がありました。
ご要望どおり設計はできます。ただ、このとき申し上げたのは「入り目の印刷は、先々無駄になることがあります」ということです。特殊なフレコンバッグを継続して使い続けられればよいのですが、何かの都合で使えなくなるケースは必ず出てきます。入り目が特殊なだけであれば、多少我慢すれば他の用途にも使えます。ところが本体に印刷を入れてしまうと、その印刷があだになって、転用しようとしても使えなくなるのです。
そこでご提案したのは、「印刷はせず、入り目を書いたカードを伝票袋に入れる」方法です。カードなら入れ替えができるので、用途が変わっても汎用的に使えます。
区別が目的なら「吊ベルトの色替え」が一番
オリジナルフレコンバッグを作る理由のひとつに、「今まで使っているものと区別したい」というものがあります。区別する方法には、印刷を入れる、ヒモやロープの仕様を変える、本体の色を変える(ベージュをブルーにする等)、吊ベルトの色を変える、などがあります。
ここで気になるのがコストです。いずれの方法も仕様変更なのでコストはかかりますが、そのなかで吊ベルトの色替えは、いちばん簡単な方法です。吊ベルトはもともとベージュ以外の色も作られているため、色を指定するだけで済み、色数もあるのである程度の種類分けができます。
区別のためのオリジナル仕様なら、まず吊ベルトの色替えを検討されることをおすすめします。
