フレコンバッグ
2026.09.15
フレコンバッグの製造工程 — 押出から梱包まで
フレコンバッグがどのように作られているか、製造工程を順に紹介します。
生地ができるまで
押出: 原料(PP:ポリプロピレン)に、生地がベージュの場合は顔料、そして紫外線劣化防止剤(UV剤)を加えて溶かし、押出成型機のノズルから押し出します。そして、水でいったん冷やします。
延伸: 糸(フラットヤーン)は、高速延伸で引っ張って作ります。平らなフィルム状の糸になり、編み込むことで強度を出していきます。
巻取: 多数の巻取機で、一気にボビンに巻き取ります。
編上: 大型の高速円形編機で筒状に編み上げます。これにより、胴部分に縫製の継ぎ目ができません。吊りベルトは別の機械で編み上げます。
裁断から縫製・組上へ
裁断: 生地の切断は、重ねて熱線でおこないます。
縫製: 多くの縫製担当がミシンを並べ、一斉におこないます。部品の取り付けもここでおこないます。
組上: 内袋セット済みのフレコンバッグの場合、ここで内袋を組み込みます。機械を使って完全に膨らませ、数人がかりでおこなう工程です。人・機械・時間のコストがかかりますが、現場で手間のかかる内袋の組み込みが済んでいるという点で、内袋付きフレコンバッグには費用対効果以上の価値があります。
梱包
基本は10枚を1梱包にまとめ、機械を使って圧縮して包装します。これが実は難しい作業で、きれいにまとめるには段取りがあり、2人がかりでないとできません。床は、異物が再付着しないで下に落ちるように、格子状になっています。
