フレコンバッグ
2026.08.25
フォークリフトでのフレコンバッグの吊り方 — 破損を防ぐ2つの対策
フレコンバッグのハンドリング中の破損やベルト切れは、あってはならないことですが、実際には多く起こっています。フォークリフトで吊るときの破れ方には典型的なパターンがあり、対策もはっきりしています。
よくある破損箇所は2つ
破損の大半を占めるのは、次の2つです。
- 当布(あてぬの)付近が真横に裂ける
- 吊ベルトがこすれて切れる
1. 当布付近の破れ — ベルト外れによる偏荷重
フレコンバッグを吊った状態でフォークリフトが搬送中にカーブを切ったり昇降したりすると、荷が「しゃくり」ます。その衝撃がベルトにかかり続けると、前方のベルトがフォークの爪の上を前へ滑っていき、瞬間的に爪(鞘)から外れることがあります。外れた瞬間、残った側に偏荷重がかかり、当布付近が破れてしまうのです。
フォークの爪1本にベルトを1本ずつ掛ける吊り方でも同じです。何かのはずみで片方のベルトが外れて片吊りになると、全く同じ破損が起こります。
2. ベルトのこすれ切れ — 爪のエッジが原因
通常、フォークの爪には鞘が被されておらず、隅に鋭いエッジが出ています。搬送中にベルトが前後に揺られてこのエッジにこすられ続けると、ベルトが切れていき、完全に剥がれてしまいます。
対策 — アール付きの鞘とベルトカバー
- フォークの爪に、角に丸み(アール)をつけた鞘を被せる。鞘を被せるのを嫌がる方は多いのですが、取扱安全上は必須といえる対策です。
- ベルトカバー付きのフレコンバッグを使う。ベルトにカバーがされているものが大半で、カバーがあるだけでベルト側の破れはかなり軽減されます。
この2つを組み合わせることで、吊り作業での破損リスクを大きく下げられます。
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